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VRオフィスを使う10年後のリモートワーク

主にIT分野を中心にリモートワークが普及してきているように思う。もちろんメリットはあるけれど、デメリットもあるので、リモートワークの方が良いと断言できるようなケースはむしろ希であるように思う。

リモートワークのメリットとしては、遠隔の人を採用できる、家に一定時間居なければならない人でも働ける、通勤時間がなくなる、などがあり、デメリットとしては、コミュニケーションが難しい、作業管理が難しい(本当に働いているのかどうか)、などがある。

僕は将来リモートワークは採用する、しないではなくて当然になると思っているけれど、デメリットをどうやって克服するのかが問題。

オフィスに出勤している(リモートではなく)による恩恵は次のようなものがある。

  • その場所にいる(確実に仕事をしていることの証拠(ネットサーフィンしてるかはさておき))
  • 状況が読み取れる(忙しそう、休憩中、話しかけても良いか)
  • 会話に使えるツールが豊富(表情や動作を見ての会話、ホワイトボード、紙、その他多数)

つまり、空間を共有しているということが大きい。

ビデオ会議でも表情や簡単な身振りは読み取ることはできる。ただ、同じ空間で感じられる情報に比べればかなり欠落している。例えば、向こうで何か音がなったから少し振り向いた、といったことがあっても、立体的な音を共有していないので伝わらない。

この「空間」を全部VRVirtual reality)に持っていけたら、物理的オフィスの意義がほとんどなくなる。

ただ、持っていけたら、というがもちろん現時点では難しい。実現にあたっては次のような点が必須だと思う。

  • VRに入ることが非常に簡単なこと
  • リアル空間と同等のツールが使え、同じ情報量が存在していること

10年後、どうやってこれを実現しているだろうかと考えると、きっと部屋ごとVRだと思う。

オフィスと個人の部屋やVR専用スペース(カフェ?)などを全て連結して一つの空間を作り、その映像を壁全体に投影して、共有空間を作る。音も方向に応じて鳴る。

スーパーの商品棚の端が鏡になっているのと似ていて、鏡の先が反射した商品ではなく本当に別の空間になっている感じ。

壁に向けてプロジェクタを設置するだけだと臨場感が低すぎるので、壁一面ディスプレイや非常に高解像度な投影など設備が必要になるし、音も環境音と主音をうまく制御できないと聞き取りが難しい。

だから、全員在宅勤務というよりは、専用の場所を使ったり、数人だけの小さなオフィスだったりが多いのではないかと思う。もちろん個人向けのツールも普及すると思う。

主に社内(勤務)を想定してここまで書いたけれど、これが実現すると営業活動、取引先との会議など社外での利用も当たり前になると思う。

現在はゲームを中心に第一人称カメラによる臨場感(没入感)が重要視されているけれど、今後、環境的なリアリティも重要になってくると思う。

こういうのはVRではなくMRではないかと言われそうだけど、おそらく単なるR(リアルが繋がってるだけ)か、やはりVR(みんなでバーチャル)か、という感じがする。

将来、賃貸の情報に「VR対応」とか書かれている日が来るかもしれない。

弦をDRに変えたらコシのあるサウンドで満足

最近のアーニーボールは以前ほど寿命が短くないと言う話をネットで見かけて、それならあのギラギラをと思って張り替えてみたのだけど、記憶のギラギラはなく(記憶なので不正確)少しまったりした感じの音だった。

それ自体は単なる記憶との差なので、まぁこんなものかなと思っていたら、弾いている最中に1弦を切ってしまった。

もう何年もギターを弾いている最中に弦を切っていないので、アーニーボールの印象が大分悪くなってしまった。

ダダリオやディーンマークレーに戻るのも面白くないので、改めてネットで評判の良い弦がないか探したところ、最終的に DR にしてみた。

なかなか良い。金属感はほどほどで高音の煌びやかさはそこまで強くないけれど、中音がしっかり鳴る。ディストーションとの相性もよく存在感のある音がする。手触りも良い。

張り替えてから十日ほど経っているけれど、あまり劣化していない。

知らなかったけれど、ダイムバッグ・ダレルが使っていたみたい。

しばらく DR を使ってみようと思う。

子供にレッテルを貼らない

「魔の2歳児」という言葉がある。「悪魔の3歳児」「天使の4歳児」というのもあるみたい。魔の2歳児はイヤイヤ期とも言われている。

子供が0歳〜1歳くらいの時に先輩パパ・ママたちに「今が一番可愛いいですよ。2歳になったら大変よ」とたくさん脅された。

子供はその時々でそれぞれ可愛いだろうし成長による充実もあるだろうから、先輩方のお話は話半分に、いや本当のところは話一厘くらいにしか聞いてなかった。

そして、2、3歳が過ぎて感じるのは、やっぱりそんなことはない、だ。

子供は脊髄反射でイヤイヤ言っているわけではなくて、もっと遊びたい、などのやりたいことの裏返し表現であることが多いように思う。そして、それは多くの大人たちと同じだと思う。ドラクエをもっとやりたいのに皿洗いしろだの早く寝ろだの言われた時の気分を考えて欲しい。子供の嫌がる気持ちはほとんどの場合で共感できた。

もちろん、子供のやりたいことを全て叶え続けることはできず、子供の嫌を押し切って進める結果、泣かれることもあるし、それ自体は親にとってストレスである。ただ、だからと言って、子供の主張が理不尽というわけではない。

僕は「魔の2歳児」という表現は良くないと思う。このようにレッテルを貼ってしまうと、子供が嫌と言う理由が「2歳だから」になってしまう。子供を「どうせ子供だから」と決めつけずに、大人と同じと考えれば、不思議な行動なんてないし「魔の」(や、悪魔の)などと揶揄されるような邪悪なものでは決してないと思う。

親が推測しきれなくてわからないことはたくさんあるけれど、それも単にわからなかっただけ。大人同士でもよくあること。というか日常的なこと。

未だに「今が一番可愛いですよ!」と言われることがあるけれど、今も将来も可愛いでしょ?と心の中でつぶやいている。

phpunitのUndefined class constant ’PARSE_CUSTOM_TAGS’の対処

はてなダイアリーのタイトル文字数の制限でSymfonyと入れられなかったけれどSymfonyの話。

The PHPUnit Bridge (The Symfony Components) を使う。

もしくは、PHPUnitを6.2.3にアップグレードしたら解決した。

■個人的に発生した環境
PHPUnit 5.7.2(phar)、Symfony v3.3.4

■参考
https://github.com/symfony/symfony/issues/19532

iPhone 7 Plusを買った

iPhone 7 Plusを買った。10/8に注文して11/13に届いた。色はローズゴール。ジェットブラックは店舗で見てみたけど指紋が目立ちすぎで僕には無理だった。

Apple Storeで購入して(SIMフリー)、LINEモバイルを契約した。色々速度比較サイトを見て通信環境が良さそうなのと、フリーカウント大きいなというところ。速度に関しては、通信環境の不満が大きくなった時に会社的に対応が早いだろうという憶測もして(ビジネスに直結だろうから)LINEモバイルに決めた。

届いたらまずは買ってあったガラスフィルムを貼った。

子供が触ることもあるのでブルーライトカット。この商品、なかなかよくて、変色した感じがほとんどしない。触り心地は程よく抵抗感がありつつもちゃんとスベスベしているし、汚れも簡単に拭き取れる。貼る時に入る気泡も簡単に追い出せたしとても気に入った。

iPhone 7 Plus
iPhone 7 Plus posted by (C)cloned

この大きさだと落とさない方が奇跡だと思って、ケースも買った。ケースは11/11に注文して11/18に届いた。とても長く待った気分。きっとAmazon慣れのせい。買った商品はこれ。 http://propeller-design.jp/item/1750.html かわいい。

ポートレートモード、デジイチで撮るのに比べると被写体深度が浅すぎる(近いはずなのにボケる)、輪郭がやや不自然、というのがあるけれど、それでもエフェクトでぼかすのに比べたら格段に良いし、何よりカメラそのものの写りが綺麗だから楽しい。

容量は256GBにしたので、やっとそれなりに好きな音楽を適当に入れられるようになった。1TBくらいあれば全部入るので、そういう時代になりますように。

あとはなんだろう。前がiPhone 6だったので動作が速くなったのは嬉しい。あとバッテリーが長く持つようになったのも嬉しい(iPhone 6の劣化が激しかった)。

PSVRを買った

予約しようとしたら予約開始早々にどこも売り切れになってしまったので、Amazon.co.uk(イギリス)で予約した。

到着は10/20予定となっていたけれど、発売日(10/13)に発送され10/17に届いたので、割とすぐに手元に来た感じ。

価格は42,240円(290.83ユーロ)で買えたので、定価48,578円に比べると結構安く買えた。

PSVR
PSVR posted by (C)cloned

PSVR
PSVR posted by (C)cloned

梱包が大きい。開けてみたらPSVR本体が結構大きかった。

PSVR
PSVR posted by (C)cloned

電源ケーブルの形状が海外仕様だったので、家にある別のケーブルを付け替えた。それ以外は説明書が英語なくらいで、問題なく動作した。

付属のdemoをやってみて、あとは評判の良いRez Infiniteを購入してやってみてる。まだArea Xをちゃんとプレイできていないので、Rez Infiniteの感想はまた今度。

ディスプレイの解像度はドットが視認できるので気になるといえば気になる。シネマティックモードで映画を観ると大画面の迫力は素敵である反面、たまにドットが気になって没入感が薄れることがある。

ジャイロセンサー、加速度センサーやリフレッシュレートなどは今の所気になるところはなく、自分の動きにしっかり追従してくれていると感じる。音もちゃんと自分の位置、向きに対応していて臨場感がある。

接続ケーブルや端末が多くて辛いけれど、PSVRに対応した大御所ゲームの発売が待ち遠しい。

音楽のレコメンド機能を作るには音源の解析が必要に思う

Apple Musicなどのアプリでレコメンドされる音楽はなかなか好きに出会えない。

人によるだろうけれど、音楽は好き/嫌いと感じるポイントが非常に細かくあり、ちょっと違うとあまり好きではないものになる。

例えば、僕はDream Theaterが好きだけど、プログレッシブ・メタルというジャンルだけで好きに出会うことはほとんどない。Dream Theaterが好きな理由を列挙すると

  • 音色/和音/旋律/展開/テンポなどが基本的に好み
  • 歌にメロディーがある方が好き
  • 綺麗に歌うボーカルが好き
  • 和音が感じられる楽曲が好き(必然とキーボードの音がある楽曲の方が好き)
  • 一塊のメロディーがたまたま変拍子であった、と感じられるような変拍子が好き(ランダムに切り取られたような激しすぎる変拍子は嫌い)
  • 速い奏法を生かしたソロフレーズが好きだが、緩急がなくずっと速いだけであったり、メロディー性が薄いソロは嫌い
  • ドラムやベースに繰り返しパターンが少なく聴き飽きないリズムが好き(特にポートノイ時代)
  • 楽曲としても繰り返しが少なく展開するものが好きだが、旋律が頭に残らないほど展開しすぎると嫌い
  • ヘビーなサウンドが好きだが、ドンシャリだったり低音を強調しすぎていると嫌い

キリがないけれども、こういう細かいポイントがいろいろあって好きなのであって、とあるジャンルが好き、というのでは全然ない。

また、上はDream Theaterが好きな理由であって、例えば、たかじんの歌が好きな理由は全く異なる。

こうしたことを考えると、好きな(好きそうな)音楽を提案するプログラムを作るのであれば、音源を解析し一つ一つの音楽がどういう情報を持っているのかを把握できないと難しいだろうなと思った。