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iPhoneアプリのギターエフェクターAmpkit+を試してみた

先日、AmpliTube for iPhoneを試してみたけど、歪みのバリエーションに加え音質的にもどうも満足できていなかったので、別のiPhoneアプリエフェクターAmpkit+を試してみた。
http://itunes.apple.com/jp/app/ampkit/id385758778
無料版もあるので少し音を出してみたところAmpliTubeよりも好印象だったので、すぐに有料版(1,700円)を購入した。
マイルドな音はあまり使わないのであくまでもそこそこ歪んだ音に関してではあるけれどもAmpliTubeよりもアンプ部分の音が良いのとキャビネットやマイクの選択肢も結構良い感じ。コンパクトエフェクターもざっと最低限は有料版に含まれているのでなかなか良い。ただアンプの種類は人によっては結構不満があるかもしれないなとは思った。
AmpliTubeに比べて悪い点はiPodから取り込んだ音楽を思うように再生できないあたり。再生自体はできるのだけど、早送り的なことすらできないので、ループするトラックをバックグラウンドで再生し続ける用途の機能しかないみたい。その点AmpliTubeではループ個所を設定したり再生速度を変えたりと練習するのに必要十分な機能が備わっている。
ここ数日AmpliTubeとAmpKit+を使っていて両方に感じたのは、入力を拾いきれずに若干歪んでしまったりすること。これは多分iPhoneiPhone 4Sを使用)のマイク入力の性能の限界なのではないかと思うのだけど、フロントピックアップで高音を弾いたりアンプをクリーンにして弾いたりするとすごく気になる。iPhoneアプリとしては(安いし)すごいなーと思うところだけど、すごく気に入るレベルではまだないかなというのが正直な感想。まだまだLINE6とかの方が勝っていると思う。AmpliTubeにしてもPro Toolsに提供しているやつだと全然良さそうだけど。
まぁそうは言ってもそんじょそこらのマルチエフェクターに比べたら良い勝負をするどころか下手したら勝っちゃうなというところまで来ている感じはする。マルチエフェクターはハードごとだから仕方ないけど普通に数万円するし。そういう訳で、iPhoneアプリエフェクターはかなりアリな選択だと思う。自宅で遊ぶには(レコーディングは厳しいと思う)。