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横浜まで来たら是非立ち寄りたいビアカフェHOPMAN

神奈川県の茅ヶ崎にあるBeer Cafe HOPMAN。東京からだと少し遠いのだけど、横浜や小田原からだとそれぞれ30分で行ける。茅ヶ崎駅からは歩いて5分。

ハンドポンプ@HOPMAN
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日本の地ビールや世界のビールを樽生で30種類(ハンドポンプ2本)用意しております

Beer Cafe HOPMAN

30種類の樽生というと都内のビアバー激戦区でも指折りの数だと思う。【国内ビアバー】樽生ビール取扱い数ランキング【1位〜12位編】によるとHOPMANは堂々4位ということらしい。

志賀高原ビール・AFPA@HOPMAN
志賀高原ビール・AFPA@HOPMAN posted by (C)cloned

ビールの種類が多いというだけでもメリットだけど、特に注目したいのはお料理。「安くて旨い」というのはこういうお店を言うものだなと思った。

しいたけの炭火焼@HOPMAN
しいたけの炭火焼@HOPMAN posted by (C)cloned

運ばれて来た瞬間にしいたけの香りが広がり、口にすると炭火の香りと味がぐっとくるのに300円。

ヘルシー野菜グラタン@HOPMAN
ヘルシー野菜グラタン@HOPMAN posted by (C)cloned

大口な野菜がたっぷり入った熱々のグラタンが480円(写真はSサイズ)。

きゅうりの天ぷら@HOPMAN
きゅうりの天ぷら@HOPMAN posted by (C)cloned

甘みたっぷりのキュウリがカラっと揚げたてで380円。

食べログを見ると、星が3.52というのも凄いけど、「夜(平均)¥3,000〜¥3,999」というのも地味に凄いと思う。他のビアバーだと5,000円を超えることが多いと思う。

柔らかくなるまで何時間も炒めた玉ねぎが美味しいカレーライスも530円と、とてもビアカフェという値付けではない。旬の野菜を仕入れてくれているのでつい野菜ばかり注文してしまったけれど、もちろんチキン&チップスや手羽先などのお肉なメニューもある。

HOPMANのカレーライス@HOPMAN
HOPMANのカレーライス@HOPMAN posted by (C)cloned

お店は照明が明るくてスペースが(席の間隔も)広い。また整理整頓・清掃がきっちりされていてきれいだった。化粧室前は雰囲気が違ってこんな感じでお洒落。

化粧室前@HOPMAN
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オーナーは「気軽に来れる店にしたい」ということを言っていたけど、この価格設定でこの種類のビールでこのお店の雰囲気ですからすでに実現しているじゃないですかと感じた。もちろん今後も引き続き期待しています(オーナー写真の掲載も快くOKしてくれた)。

オーナー@HOPMAN
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僕は独身だったころ結構一人で下北沢のビアバーうしとらに通っていたけど、うしとらに通えたのは一人でも行けるくらい雰囲気が良くてお客さんがフレンドリーで、そして何よりスタッフがお客さんの会話を聞き漏らさずにちゃんと話をつないでくれるお店だったからだと思う。HOPMANにもその良さがきっちりあって、オーナーを含めスタッフの方と会話を楽しむために来ているお客さんも多そうな雰囲気だった。

お隣さんのお誕生日サイズ@HOPMAN
お隣さんのお誕生日サイズ@HOPMAN posted by (C)cloned

お店に伺った昨日はちょうどオーナーの誕生日だったのだけど、なんとお隣のカウンターに座った方も誕生日ということで、お誕生日サイズのビールを召し上がっていた。おめでとうございました。

1年半前にHOPMANに行ったときは、どちらかというと無事オープンおめでとうということで書いたけど、オープンからもうすぐ2年を迎えるに当たってきっちり理想のお店を目指して経営されているなと心から感じた。

CDに表記されている(再)02.06.04といった表記と再販売価格維持

CDに「(再)年.月.日まで」と表記されているのを見かけるけれど、これが何を意味しているのかずっと知らなかった。

「ドラゴンクエスト」ゲーム音源大全集1
「ドラゴンクエスト」ゲーム音源大全集1 posted by (C)cloned

これは再販売価格維持の時限再販が適用されているもので、表記されている日付までは小売店で勝手に価格を変えてはいけないようになっている。このため、表記期間内のCDはどこの店でも値引きされることがない。

再販行為は,不公正な取引方法(再販売価格の拘束,一般指定12項)に該当し,原則として,独占禁止法第19条の違反に問われるものであるが,同法第24条の2の規定により,おとり廉売の防止等の観点から,当委員会が指定する特定の商品(以下「再販指定商品」という。)及び著作物を対象とするものが例外的に同法の適用除外とされている。

再販売価格維持契約 - 公正取引委員会

公正取引委員会にこのように記載されている通り、あくまでもこの再販売価格維持は公正取引委員会により指定された特定の商品のみに適用されるもの。例えば、書籍、雑誌、新聞、音楽CDといったものがあるみたい。
豆知識としてはDVDなどの映像媒体はこの対象になっていないので、初回限定版などでDVD付きの商品だと定価で売らなくても良くなる(つまり割引してもOK)。激安!Amazonで初回限定版のDVD付きCDを買うとお得な理由(わけ)にわかりやすく書いてあったので参考に。

Wikipediaの再販売価格維持を読み進めると、

音楽ソフトの再販行為を容認している国は日本だけである。

再販売価格維持 - Wikipedia

とあり、書籍などに比べると特に珍しい状況の様子。

最後に思ったことなど。
再販売価格維持の是非について色々とウェブで読んでみたけど、なかなかこうあるべきだという考えを持つのは難しかった。というのも、こと音楽に絞って考えても、再販売価格維持に限らずレンタルの存在だとか、そもそも単価がほぼ均等であるだとか、その辺も全て一緒に考えないと一概に再販売価格維持だけの問題でもないように思えた。
個人的には一番レンタルが問題だなと思う。レンタル後にそのまま実物と同じ価値を継続できる(もちろん歌詞カードなどの実物は手に入らないけれど音楽データとしては完璧に同等という意味で)という時点で、もはやレンタルという言葉が間違えているように思う。著作権料がレンタルを通して支払われているにしても価格破壊はしてしまっていると思う。レンタルを禁止してもCDが売れるようになるとは思わないけど、CDの価格を是正する上では一番関連してしまうと思う。とはいえ、CDの売り上げの内訳(著者者、レーベル、小売店、輸送費など)を知ったら考え方がぐっと変わるかもしれないけど。

志賀高原ビールと南信州ビールを飲んでみた感想

id:n0tsさんに志賀高原ビールを退職祝いにと頂きました。なんと専用グラスまで付いておりました。これは堪りませんね。
志賀高原ビール Miyama Blonde
志賀高原ビール Miyama Blonde posted by (C)cloned
注ぎきってもボトル一杯にならないのはご愛嬌。
サイト上ではアルコール度数7.00%と表記されているけれど、ボトルの表記は6.5%。ときによって違うのかもしれない。さて、飲んだ感想の前にラベルの解説が良い感じだったので引用。

蔵元のある志賀高原の麓で、蔵人達自らが自家栽培した酒造好適米美山錦と、厳選した麦芽・ホップを用い、志賀高原の湧水で手作りした黄金色のストロングエールです。味わい豊でありながらも、すっきりとした飲み口をどうぞお楽しみください。

飲んだ瞬間、苦みは穏やかですっきりしながらも薄い感じは全くない。味は個性的で地ビールならではという感じ。しばらく飲んでいると口に苦みが残るので実際は結構苦いのかもしれない。そこそこ尖った味なのでバランスが良い感じではなかったけど、ビールとしての選択肢の幅を感じさせてくれる。
お次は南信州ビールの駒ヶ岳エール。これもid:n0tsが絶賛してたので買ってみた。
南信州ビール 駒ヶ岳エール
南信州ビール 駒ヶ岳エール posted by (C)cloned
こちらは非常にバランスが良く、ふんわりしたやさしい味なのにしっかりしていてフルーツっぽくない甘さがじっくり感じられる。とても良い仕上がりだなと感じた。この駒ヶ岳エールは季節限定ビールということで5月・6月しか販売していないみたい。11月・12月の季節限定ビールになっているクリスマスエールが気になるのでその次期が来たら買おうと思う。
豆鼓蒸鱈魚
豆鼓蒸鱈魚 posted by (C)cloned
ちなみに上のビールのお供は奥さんが作った豆鼓蒸鱈魚。中華は美味しい!

チェスのルールを覚えた

チェス入門を読んでチェスのルールを覚えてみた。このサイトは一つ一つの説明に試しに駒を動かせるFlashがあるので、とてもわかりやすかった。サイトの管理人の方、ありがとうございます。

さて、なぜチェスのルールを覚えようと思ったかというと、映画や小説などで稀にチェスの用語を使った例えや説明が出てくるので、知っておいた方がそういったコンテンツに出会ったときにより楽しめるだろうなと思ったからというのが大きい。あとは将棋が好きなので、単純にどういったゲームなのか知ってみようという気も少しあった。

チェス
チェス posted by (C)cloned

やってみての感想。将棋と駒の動きは確かに似ているのだけど、特殊なルールがあって驚いた。キャスリングやアンパサンあたり。あとは引き分けになるケースが多い(実戦でなりやすいということではなくてゲームルール上という意味で)。ステールメイトという名前がついているものまである。

それと、いくつか駒の動きが名前から直感的にイメージできなくて少し覚えるのに苦戦した。ルークは飛車と同じく上下左右一直線に動けるのだけど、駒の形は塔(もしくは城)のような形をしている。意味は戦車ということらしいのだけど、形が塔だからなぁ。キングは将棋の王と同じ(上下左右もしくは斜めに1コマだけ移動できる)なんだけど、クイーンが飛車+角の動きで、どんだけ動き回れるんだ女王様という感じ。キングとのギャップが大きい。
ナイトは馬に乗って跳ねている騎士を想像すれば腑に落ちたし、ポーンも単純な人の形で歩兵をイメージできるんだけど、ビショップが斜め一直線に移動できる(角と同じ動き)のはなんでだろうと思ってしまう。と思って調べてみたら、ビショップは元々ゾウだったみたい。

新人という意味のルーキーという言葉はチェスのルークから来ているみたいだけど、これもなんだか直感的に繋がらない。

ボーカルやギターなどオリジナル音源をトラックごとに販売するJammit

原曲を加工して各楽器を聴こえやすくする試みはずっと昔からあるのだけど、オフィシャルのミックスに使用したオリジナル音源を販売するサービスは初めてみた。

iPhone/iPadアプリが提供されている。どんなことができるのかはそれぞれの曲にプレビュー動画があるのでそれを観ると早い。

本物のレコーディングデータを使っているので、その音だけを再生する、というのがちゃんとできる。

FAQの記載によると価格は$1.99から$5.99の範囲(日本円だと大体150円から500円くらい)とのこと。iTunesストアで原曲を買うよりも高い値段ではあるけれども、制作過程の手の内を明かしてくれるという貴重さを考えると激安かもしれない。

耳コピしやすい、ボーカルトラックを買ってボーカルをミュートにすればカラオケが手に入る、というような用途もあると思うけど、個人的にはトラックダウン寸前の実音源を制作現場に携わっていない人にも関わらず聴くことができるというのが一番のメリットだと思う。こういう制作過程の本物が手に入ることでプロとアマの差がまた一段と狭まるように思う。

提供されている曲はまだまだ少ないけど、Rock/Metalを中心に結構著名なバンドもあるので、今後が期待されるところ。僕自身はDream TheaterのPull Me UnderからGuitarとKeyboardを購入してみた。あれほど何回も聴いた曲なのにこんな音が鳴ってたのか!という発見があってとても貴重なデータを入手した気持ちでいっぱい。これは久しぶりにテンション上がるサービス。

濡れた台所を布巾で拭かずに一瞬で水を取り除く方法

親が家でやっていたことなので受け売りのアイデアだし、もの凄くたわい無いことなんだけど、あまりやっている人を見ないので。
小学生のとき、家庭科の調理実習で片付けの後に水滴がなくなるまで台所を布巾で拭かされた記憶があるのだけど、当然布巾が水を吸うと布巾の水滴が残るので拭いても拭いても切りがなかった。ちゃんと拭き取るには乾いた別の布巾が必要だった。
水垢の原因になるので水滴を残したくないのは分かるんだけど、ものすごく面倒に感じた。布巾自体も洗って乾かさないといけないし。
そういうわけで、僕の家では布巾は使わずにワイパーを使う。
ワイパー
ワイパー posted by (C)cloned
こんな感じで清掃後に水滴があったとしましょう(ちょっとわざとらしいか)。
台所 ワイパー前
台所 ワイパー前 posted by (C)cloned
さっと一拭きすればこんな感じ。
台所 ワイパー後
台所 ワイパー後 posted by (C)cloned
通販な雰囲気になってまいりました。
一回で完璧に水滴がなくなるわけではないのだけど数回流し(シンク)に水を切ればほとんど水滴が残らない。窓ガラスを掃除するときにワイパーを使う人は多いと思うけど、台所にも非常に有効なのでどうぞお試しください。
ちなみに、写真のワイパーは「台所にワイパーは可愛くない」と奥さんフランフランで選んだもの。

「僕がアップルで学んだこと」を読んだ

前半はアップルの社内環境がどのような風だったのか、散々だった状態がジョブズ以降どのように変わったのかという切り口で書かれている。後半はそれを踏まえた上での著者の見解が書かれている。
本書の売り込み方も完全にそうなってるけど、著者が16年間実際にアップル社に勤務していたというのがポイント。
本書はアップル社の環境にフォーカスしているので、スティーブ・ジョブズの直接の話はそれほど多くない。なので当たり前だけどジョブズのことならスティーブ・ジョブズ Iの方が圧倒的に情報が多い。
感想。前半のアップルについての記述は中の人が書いたということで大変貴重なんだけど、既にアップルに注目してある程度予備知識がある人にとっては新しい発見は少なめな印象。アップル社自体の業績や歴史的なところは他でも多く触れられているところ。とはいえ、職場環境についてどのように変わったのか、どのようなことがあったのか、という点は本当に貴重な情報だと思う。
後半にはいくつか面白い話があって、例えば「理想のレイアウトを求めて」の節。オフィスのレイアウトはほとんど効果測定がされていないと思う。色々な思いがあってその場でレイアウトを考えて実施するのは良いのだけど、そのレイアウトが本当に良かったのか、ということを確認していないように思われる。しかし、本書ではどいういう意図を持ってレイアウトを考えたのか、それがどのような結果をもたらしたのか、ということを実際の業務を通して確認した結果として記載されている。壁の高さ、部屋の大きさ、一緒にいる人数など、要因も明確でわかりやすい。人はこのように行動するだろうからこのようにすべきだ、というような論理の組み立てだけによる推測でないところが良い。オフィスのレイアウトは(や、もちろんその他の環境も)本当に大切だと思うので、面白く読むことができた。
アップルは今一番注目されている企業の一つだと思うけど、その職場環境を少しでも知ることができるこの一冊(800円!)はかなりお得。