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人数と成果

boss blog - マンパワー
開発の世界では「人月の神話―狼人間を撃つ銀の弾はない (Professional computing series (別巻3))」が有名だけど、その他の書籍や数多くのブログで言及されているので、人という単位に掛け算が通用しないこと(費用の計算はできるけれど、効果というか作業はついてこないので)は、もはや常識になっても良い気がする。
人数という要素は作業内容に密接に関係していると思う。極端な例で言えば、一つの曲を作曲するのに数百人の人員をアサインしても、完成するまでに会議ばかりしてしまうことになるだろう。
「少数の方が巧くいく」ということは結構あるように感じるけれど、期待した時期までに達成できないとわかると「人が足りないんでしょ?」といって人員を増やそうとする人がいる。その度にどういう算段で出来るようになると思って言っているのか不思議に感じる。
この手のことを出来るだけ正確に判断できるようになるには、末端の作業を知ることだと思っている。自分はプログラムが書けない(書けないというか、どういうものか知らない)SEが信じられないのだけど、自分の指示で動いてくれる人がどのような行動を行うのかを知れば知るほど、より正確な見積もりが可能になるのではないかと思う。