子供にレッテルを貼らない

「魔の2歳児」という言葉がある。「悪魔の3歳児」「天使の4歳児」というのもあるみたい。魔の2歳児はイヤイヤ期とも言われている。

子供が0歳〜1歳くらいの時に先輩パパ・ママたちに「今が一番可愛いいですよ。2歳になったら大変よ」とたくさん脅された。

子供はその時々でそれぞれ可愛いだろうし成長による充実もあるだろうから、先輩方のお話は話半分に、いや本当のところは話一厘くらいにしか聞いてなかった。

そして、2、3歳が過ぎて感じるのは、やっぱりそんなことはない、だ。

子供は脊髄反射でイヤイヤ言っているわけではなくて、もっと遊びたい、などのやりたいことの裏返し表現であることが多いように思う。そして、それは多くの大人たちと同じだと思う。ドラクエをもっとやりたいのに皿洗いしろだの早く寝ろだの言われた時の気分を考えて欲しい。子供の嫌がる気持ちはほとんどの場合で共感できた。

もちろん、子供のやりたいことを全て叶え続けることはできず、子供の嫌を押し切って進める結果、泣かれることもあるし、それ自体は親にとってストレスである。ただ、だからと言って、子供の主張が理不尽というわけではない。

僕は「魔の2歳児」という表現は良くないと思う。このようにレッテルを貼ってしまうと、子供が嫌と言う理由が「2歳だから」になってしまう。子供を「どうせ子供だから」と決めつけずに、大人と同じと考えれば、不思議な行動なんてないし「魔の」(や、悪魔の)などと揶揄されるような邪悪なものでは決してないと思う。

親が推測しきれなくてわからないことはたくさんあるけれど、それも単にわからなかっただけ。大人同士でもよくあること。というか日常的なこと。

未だに「今が一番可愛いですよ!」と言われることがあるけれど、今も将来も可愛いでしょ?と心の中でつぶやいている。